(1)寒天平板の作り方
寒天(Bacto−Agar)1g、生理食塩液100mL、アジ化ナトリウム0.1gを順次加えて沸騰水中で溶解させます。この寒天溶液の4.5mLを、あらかじめ寒天溶液を塗布して乾燥してあるスライドグラス(76×26mm)上にのせ、凝固させます。十分凝固したところで、直径3または4mmの穴を、寒天平板の中心に1個とその周囲に5mmの等間隔で6個あけます。
(2)使 用 法
バイアル中の乾燥抗原を添付の溶解溶液1mLで溶解します。指示陽性血清は滅菌精製水1mLを加えて溶解して用います。寒天平板の中央の穴には溶解した抗原を、その周囲の6個の穴の1つに指示陽性血清を、残りの5個の穴に被検血清(原液)をみたします。このとき直径4mmの穴の寒天平板を用いる場合は0.025mLずつ、また、直径3mmの穴の寒天平板を用いる場合は0.02mLずつみたします。各試料をみたした寒天平板は湿度を保てる容器内に水平に静置し、常温で48時間反応させます。指示陽性血清と同一の沈降線を形成した被検血清については、定量試験を行います。すなわち、被検血清を生理食塩液で1倍から32倍まで2倍段階希釈して寒天平板の周囲6個の穴にみたし、中央の穴には抗原をみたして同様に反応させ、抗体価を測定します。
(3)判 定
抗体価8倍以上を陽性、1〜4倍を擬似、1倍未満を陰性とします。
◎使用上及び判定上の注意
(1)寒天平板はなるべく新しいものを用い、穴は直角にあけて下さい。
(2)抗原及び指示陽性血清は常に低温に保ち、直接日光をさけて下さい。
(3)抗原及び指示陽性血清は開封後2〜5°に保存し、1週間以内に
使用して下さい。
(4)抗原及び指示陽性血清は微量を使用するので、マイクロピペットを
使用すると便利です。
(5)抗原及び血清を他の穴に滴下したり、漏れさせたりした場合は判定
から除外して下さい。
(6)判定は、参照沈降線が明瞭に出現し、反応が十分であることを確か
めてからおこなって下さい。
詳しくは添付の使用説明書に従って下さい。 |