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親魚養成
 種苗生産も行っている大規模専業型の養魚では、親魚の養成が必要となります。ここでは親魚の養成法について説明します。

採卵数量


 種苗として必要な発眼卵を得るにはどの位の雌の親魚を飼育したらよいかを知るためには、ニジマス親魚1尾当たりの採卵数を知らなければなりません。1尾当たり採卵数は、同じ大きさの魚でも大きな開きがありますが、一般に魚が大きいほど多くなります。体長30cmで1200粒、40cmで2000粒、50cmで3000粒程度と考えてよいでしょう。
 同じ大きさの魚では、大粒の卵を産む個体は産卵数が少なく、小粒の卵を産む個体は産卵数が多い傾向にあります。

産卵数量
親魚の保有数

 発眼卵の生産目標に対して必要な雌親魚の保有数は、発眼卵数を得るのに必要な採卵数(受精卵数)を算出し、この採卵数を1尾平均採卵数で割れば求められます。
 例えば発眼卵を200万粒生産する場合、発眼率を80%とすると、必要な採卵数は250万粒となり、1尾から平均2500粒が採卵できるとすると、必要な雌親魚数は1000尾と算出されます。親魚採卵率は普通80%位なので、この例では保有すべき雌親魚数は1250尾となります。雄の保有数は通常雌の1/5〜1/10で十分とされています。


親魚飼育

 ニジマスの雄は満1年で採精できるものがあり、満2年では大部分のものから採精できるようになります。雌で成長の速いものは満2年で採卵できるようになり、その後2〜3年採卵に使用することができます。
 採卵後の雌親魚は、次の年の採卵までに20%近く死亡するし、高年魚は採卵に使用しないので、毎年新しい雌親魚候補を養成して補充しなければなりません。このために、健康で成長がよいものを春稚魚の中から選んで、親魚候補とします。
 親魚としては、それぞれ目的に応じて利用価値の高い形質を持った系統が育種学的に固定されることが望ましいです。親魚の品質をどのように検討すべきかについては、成長のよいもの、産卵期の早いもの・遅いもの、耐病性、斑紋・色彩、成熟年令の遅いものなどが研究課題として取り上げられています。
親魚は健全でよい子孫が得られるものでなければならないので、親魚候補や親魚の飼育管理には特に留意しなければなりません。

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