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発眼卵のふ化
ふ化用水

 清浄でよく曝気されて溶存酸素を多く含み、水温が7〜15℃の範囲がよいとされます。低温ではふ化日数が長くなり、高温では奇形が増加するため、普通は地下水または湧水が使用されます。注水量は毎分10〜20リットルあれば、発眼卵10万粒のふ化ができ、毎分30〜40リットルあれば10万尾の稚魚の餌付けができます。収容されている卵またはふ化仔魚が要求する酸素を十分に供給していないと奇形や成長遅れが生じます。

ふ化施設

 ふ化施設としてはふ化場とふ化槽が必要となります。ふ化作業は冬季に行われるため、風雪を避け、作業を容易にしたり、卵やふ化直後の稚魚を直射日光から避けるためにも、ふ化槽を収容する建物があった方がよいでしょう。しかし、単に発眼卵のふ化だけであれば屋根だけの簡単な小屋か軒下でも十分です。
 ふ化槽には種々の構造のものが考案されています。普通卵を収容するふ化盆またはふ化籠と、それらを収容する水槽からできていて、ふ化用水が卵の間を均一に流れるような構造になっています。我国では、アトキンス式・田沢式・タテ型式・カリフォルニア式などが使用されています。アトキンス式では収容卵の観察、ふ化後の死卵の摘出が容易ですが、収容量が少く、ふ化仔魚が一部に寄るため窒息事故を起こしやすい欠点があります。田沢式は収容卵の観察は困難ですが、収容量がはるかに多くなる利点をもつため、現在では殆んど竪型が使われています。
 ふ化中はふ化槽の上にふたをかぶせて、日光の直射を避け、また断水事故のないように注意します。


a)アトキンス式ふ化槽



a)カリフォルニア式ふ化器

c)田沢式堅型ふ化槽

d)タテ型ふ化槽

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