技術情報メニュー  【あゆ】 P01養魚形態適地選定施設P02種苗P03養成収穫と出荷経営と流通

養 成
成長度

 成長は水温や餌料などによって異なります。成長度の違う例を図に示しました。普通、放養後約90日で出荷できる大きさになるのが望ましいです。
グラフ・水温とアユの成長との関係

放養量

 飼育池に放養する種苗の量は、普通1当たり100〜130尾ですが、注水量によって異なります。池の面積を100とした場合の注水量と放養量の関係は図のようになり、注水量が多ければ放養量を多くすることができます。
グラフ・池の面積を100平方メートルとした場合の注水量と放養量

飼 料

 以前は鮮魚と粉末配合飼料を混合した練餌を与えていましたが、現在では固形配合飼料が広く使用されています。
 アユは短期間に養成するため、常に飽食量に近い量を給餌します。
 種苗を放養して数日の間は1日に5〜6回、できるだけ全部の魚が食べられるように池の全面に散布します。飼料に慣れてきたら、1日に2回、注水口付近で給餌します。その後の給餌量は、水温や魚の大きさによって異なります。固形配合飼料を用いる場合には、表に示した給餌率を基準にします。短期養成では、これより多めに与えます。
表・アユの給餌率
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収穫と出荷

 販売できる大きさに成長したアユは取揚げます。少数を取揚げる場合は魚取瓶を利用するか、給餌の時に集まったものを手でつかみます。大量に出荷する場合は、小型の引き網を用いるか、水を落として取揚げます。しかし、池の中で網を引くと残りのアユは飼料を食べなくなるので、池と連絡した水路や池の中に捕魚部を設置し、そこで魚を取揚げるようにする方が良いでしょう。
 取揚げ後は、1〜2日間、清らかな流水中で活けじめをします。
 鮮魚として出荷する場合は、少量の食塩を入れた氷水に魚を入れたり、水槽に入れた魚を電殺した後、容器にきれいに並べて氷とともに箱に詰めます。最近では冷凍出荷も盛んに行われています。
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経営と流通
 アユ養殖の収支は、飼育環境や種苗の種類、養殖規模などによって著しい差異があります。生産費の内訳をいくつか表に示しましたが、ニジマス養殖と同じように餌料費の割合が大きいです。また、ニジマスに比較して、種苗費の割合が大きく、10〜20%位を占めています。湖水を利用している所では、揚水施設の償却費と電力費が多くなっています。
 養殖アユの出荷は、東京および大阪が中心となっています。価格はせりによって決められます。
表・アユ生産費の内訳


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